2013年6月14日金曜日

【雑記】パーソナルブランディング(PB)について。ジョブズやタケオキクチはPBを考えたか

※最初に言っておくが、この記事は、このブログで目指している「何かに役立つ」類のポストではない。ボクの個人的見解。雑記。


最近、起業家志向の学生をサポートしたり、クリエイターや個人事業主やそのサポーター向けのイベントを企画したり、といったことが続いた。
そうした過程の中で「パーソナルブランディング」についてレクチャーしたり一緒に考えたりする機会が増えた。起業家やクリエイター、個人事業主などにおいては特に、パーソナルブランディングを固めることはビジネスに直結する、非常に重要な事項だからだ。

ボクは、パーソナルブランディングの必要性を説明する。
これからサービスをはじめようとする人にとって、パーソナルブランディングを固めることがどれほど実益をもらたすか解説する。
【STEP1】伝えたいメッセージ(ブランドメッセージ)を考え、【STEP2】それを広める、【STEP3】自分のビジネスの営業基盤に…なんて流れも語る。
「ねっ。ソーシャルメディアをうまく使えば、こんなことも比較的簡単にできるでしょ」なんてことも言う。


 パーソナルブランディングの必要性を語るメディアたち

「パーソナルブランディング」でググると、解説するたくさんのページがヒットする。以下のブログ記事やFacebookページなどは、非常によくまとまっており、パーソナルブランディングの必要性がよく分かる。

【参考資料】パーソナルブランディングで得られるもの (1/2) - Business Media 誠http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1107/26/news010.html )

【参考資料】パーソナルブランディング研究会 | Facebookhttps://www.facebook.com/BrandingMe )

【参考資料】パーソナルブランディングについて:わたしと起業.comhttp://www.watashi-kigyou.com/000495.htm )

【参考資料】パーソナルブランドを作る4ステップ | SEO Japanhttp://www.seojapan.com/blog/personal-brand-4-steps )


個人がソーシャルメディアで情報発信するようになり、また、パーソナルブランディングを上手に構築して「うまいことやる」個人があらわれ、がぜん、注目されるようになった。
メディアも、パーソナルブランディングの必要性を語る。


 ジョブズやタケオキクチはパーソナルブランディングを考えたか

今日、「パーソナルブランディング」の必要性について考えているときのこと。
Facebookの広告に、ファッションデザイナーのTAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)が顔写真付きであらわれた。(たぶん、ファッションブランド「TAKEO KIKUCHI」のFacebookページに「いいね」しているから、たまたま出ただけ)

そこで、ふと、思った。
「タケオキクチほどパーソナルブランディング(PB)ができている人はいないが、彼はPBなんて考えただろうか?」

きっと、そんなこと考えたこともない。
彼の経歴など知らないが、きっと、若い自分は、ファッションやデザインのことばかり考えて、作品を作っては発表し、世間の反応をうかがい改良を加え…と繰り返していたことだろう。

タケオキクチ以上に、パーソナルブランディングが出来ている人物がいないか考えた。
真っ先に思い浮かんだのは、故ジョブズ。ご存知Apple創業者。
「ジョブズはPBを考えただろうか…」


 考えても思いつかない!パーソナルブランディングのメッセージ

起業家、クリエイター、個人事業主のパーソナルブランディングを考えるときに(自分自身の場合も同じ)、よくぶち当たる壁がある。

「どんなパーソナルブランディング(ブランディングメッセージ)にしたらいいのか分からない」
というものだ。

以下は、よくある話。

何か一発当てたいのだが、自分の目指す方向性が分からない。
自分の得意分野を強調してブランディングしたいのだが、(今思いついているメッセージが)イマイチ、しっくりこない。
そもそも自分の得意分野が分からない。自分が何を好きか分からない。
自分の目標を達成するのにPBが大切なのは分かるが、どうメッセージを作ったらいいのか分からない。

「パーソナルブランディングを固めたほうがいいね」という流れにはなるが、具体的に、そのメッセージを決めようとすると、一歩も先に進まない、というパターンだ。よくあるパータン。

例えば、「カフェを開きたい」という起業家志向の2人組がいたとする。
パーソナルブランディングの大切さは理解できた。パーソナルブランディングを効果的に構築する上でソーシャルメディアの活用やブログなどの情報発信の必要性も理解した。いざ、お店を出店するときに、サポートしてくれるファンがいたら有利なこともよく分かっている。
理屈は分かっているそんな人でも、
「で、どんなブランディングメッセージにしたらいいの?」
「で、どんな人物として、ソーシャルメディアやブログで情報発信すればいいの?」
となってしまう。


 ボクが考えるパーソナルブランディング構築法。MVP

ところで、ボクの2012年ベストブックは「リーンスタートアップ」(日経BP社)だ。
本書では、リーンスタートアップ方式とでも呼ぶ、無駄のないスタートアップ(起業)メソッドについて解説している。そのメソッドの中心的要素に、MVP(minimum viable product:必要最低限の製品)というものがある。文字通り、機能するのに必要最低限の製品。本書では、スタートアップするときに、ビジョンは大きくしつつも、実際にはMVPを作って小さくスタートして改良を加えていくのがいい、としている。無駄な作業を省き徐々に「ウケる」製品を作っていける。

ボクは、最近、パーソナルブランディングについて考えるとき、このMVPのことを思い出す。
具体的に、製品という成果物を作ることの大切さを考える。
まず必要最低限を作り、改良を加えて、徐々に「ウケる」ブランディングにしていくことをイメージする。

ジョブズやタケオキクチは、たぶんパーソナルブランディングなど考えなかっただろうが、iPhoneやTAKEO KIKUCHIブランド製品が、彼らを彼らたらしめた。
ビジネス・サービス・製品は、その人がどんな人物か(パーソナルブランディングを)確立するための大きな要素だ。ビジネス・サービス・製品があれば、パーソナルブランディングが自然とできる。

ボクは、起業家・クリエイター・個人事業主と一緒になってパーソナルブランディングを考えるときに、まず、「パーソナルブランディング」そのものの必要性を説明する。その後で、(10中8、9、どんなブランディングメッセージにするのかつまづくので)まずビジネス・サービス・製品を作ることをすすめる。パーソナルブランディングのためにMVPをつくりましょう、とすすめる。

ビジネスで成功する目的でパーソナルブランディングを固めようとしている人に対して、ビジネス・サービス・製品のことをやりましょう、というのは、本末転倒な感じではある。
ビジネス・サービス・製品が先かパーソナルブランディングが先か、というのは、ニワトリが先か卵が先か、という議論にも似てる。
でも、このアプローチは、非常に有効だ。どうブランディンしていいか分からない、という壁を越えられる。

占い師を目指すなら占いでの活動をサポートする。カメラマンなら、写真という製品を広める活動をサポートする。占い師やカメラマンとしてのパーソナルブランディング作りは、それぞれの活動をすることが最も効果的だからだ。
「○○が得意な占い師」「○○が得意なカメラマン」などのブランディングメッセージを考えることは二の次でいい。(不要という意味ではない。自分の目指す方向性など考えておいたほうがいい。)


 「ビジネスサークルはじめました」(冷やし中華はじめました風)

この雑記をかくキッカケになっているのだが、クリエイター、個人事業主、起業家志向の方とそのサポーターとの交流の場を作れないものかという思いで、ビジネスサークルをはじめました。
ボク自身やその他メンバーのパーソナルブランディングを考える場にもしたいと思っています。

お店やサロン、サービスをスタートさせようとしている人とそれをサポートする人たちの交流の場。
知り合いから、カフェ経営者やネットショップ、アプリ開発者、有名カメラマン、有名占い師が出てきちゃったらステキ☆
そのちょっとした有名人の卵とそのサポーターの集まり。興味のある方は、Facebookグループをのぞいてみてください。勢いのある若者歓迎!

【参考資料】ビジネスサークル K[東京ケイ]<投稿非公開グループ>https://www.facebook.com/groups/589101154443815/ )