娘(7才)の七五三記念写真のことを先延ばしにしていたのが気がかりだった。
9月より10月、10月より11月、だんだん料金が高くなるのを思い出して、今日半日つぶして予定を組んだ。
その過程で、記念写真撮影の大手2社「アリス」と「マリオ」のサービス内容と料金を比較した。(ご存じのとおり、ボクは、比較マニアだ。)
スタジオアリス検見川浜店・イズミヤ内(千葉) |
スタジオマリオ稲毛海岸店・マリンピア内(千葉) |
同じ境遇のパパママのために検討した記録を残す。
店頭で話を聞いたのは、「スタジオアリス検見川浜店」(イズミヤ内)と「スタジオマリオ稲毛海岸店」(マリンピア内)。
おそらく、価格や特典は、撮影月や店舗ごとに異なるだろう。この記事は、一例として参考にして欲しい。
■■ 結論。「アリス」と「マリオ」、甲乙つけがたい。判断基準は、【撮影データ入手】と【料金とサービスのバランス】
いつものように、結論から。
できれば、”おすすめはコレだ!”と言いたいところだが、こんな結論になってしまった。
「アリス」と「マリオ」、甲乙つけがたい。
個人的にも、すぐにどちらかを、決められなかった。
どちらのサービスも、他方より圧倒的メリット・デメリットはなく、最終的な判断基準は、以下の2つとなった。
【1】撮影データの入手(入手時期と料金)
【2】料金とサービスのバランス
上記条件の【2】で判断が迷うのは理解しやすいだろう。ビックマックとモスバーガー、どちらが優れているか比較できないというようなことだ。
一方、【1】は単純に比較できるのではないか?と考えるかもしれない。しかし、さにあらず。ことは単純ではない。
というのも、同じアリスのセット商品でも、「AとBは撮影データの入手は1年後だが、Cだと2週間後にもらえる」そんな感じになっているのだ。
■■ 「アリス」と「マリオ」、撮影データの入手を比較
●スタジオアリス
<基本>
撮影データは、1年間、アリスが保管。1年未満は1枚の焼き増しもアリスに依頼する必要がある。プリントしたものを購入した写真のデータは、1年未満は1画像5,000円(税別)で販売する。1年を経過したデータはCD作成費として500円で販売する。
<例外>
七五三セットの一部商品(ハイグレード商品)に、データCDをすぐに提供するセット商品がある。
例えば、38,800円の「シンプルPDセット」では、撮影データをもらうのに1年かかるが、63,800円の「スペシャルPDセット」では2週間でデータももらえる、といったことがある。
●スタジオマリオ
撮影データは、すべて2週間後に提供。ただし、データCDは1枚5,000円(税別)。
■■ 「アリス」と「マリオ」、七五三セット内容を比較
最終的な価格とサービス内容は、似たようなもの。
それぞれ、3万円、5万円、7万円コース前後のセット商品がありセット内容は同程度。違いが引き立つのは、以下の要素。
●スタジオアリス
セット商品のバリエーションが豊富。
和装1着・洋装1着、各セット6ポーズを撮影。
●スタジオマリオ
衣装は何着でもOK。セットにおけるカット数も14カット、16カット、20カット、24カットなど多い。
■■ その他の要素、レンタル衣装を比較
●スタジオアリス
レンタル価格表の写真を見てのとおり、無料期間がある。無料でも、衣装や小物のレンタルが含まれる。ヘアセットも。
ただし、撮影衣装とレンタル衣装は別。また、撮影同時にレンタルすると1万8千円の割り増し料金がかかる。撮影とレンタル(お参りの日等)は別の日にすることを想定しているようだ。
●スタジオマリオ
無料期間はない。
ただし、撮影衣装をレンタルすることも可能。撮影日にレンタルするのも追加料金はかからない。
撮影日に撮影衣装を着てお参りにいくなら、マリオのほうがお得かも。
■■ 独断的おすすめ
個人的には、
どうせ撮影するなら、やはり、撮影データは欲しい。
その年の年賀状は、子どもの七五三の写真にしたいから、できれば、1年と待たずに欲しい。
そうなると、「アリス」だと7万円コース~。「マリオ」だと、3万円コース~(ただし、3万円コースだと5カットしか残せない。いろいろ選んでいくとカット数はもっと欲しくなるので、5万円コース以上やはり覚悟しなくちゃかも)。
予算7万覚悟しているなら、アリスはおすすめ。
予算5万程度に抑えるなら、マリオはおすすめ。
我が家の3才の七五三の時がそうだったが、撮影していくと、カット数が欲しくなる。たくさんのカットを残したくなる。データが欲しくなる。
3才の七五三、5才七五三なら、マリオがいいかも。
アリスだと、追加撮影・追加アイテム時、けっこうな金額になりそう(1つ1つのアイテムは、どちらかというと、アリスのほうが安い気がするが。)。
逆に、7才七五三は、アリスもいい。
我が家の場合、レンタル衣装・無料が最終判断の決め手となった。自営業で、平日の撮影とお参りがしやすいので、無料サービスを受けやすいからできた判断。
今回の店舗に限るし、担当者との相性もあったと思うが、アリスは、何かと融通を利いてくれた。
「平日だと子どもが疲れて笑顔ができないこともあるから日曜にしまょう」「(誕生日向けドレスが気に入ったのだが)衣装のアタッチメントをとりましょう」などなど。
一方、マリオは、「ドレスの撮影はできません」「×日は予約があってできません」。対応がイマイチだった。
アリスがいい、マリオがいい、ということではなく、スタッフとの相性も大切かも。
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